いつもより一時間早く、記者クラブの弊社の部屋(「ボックス」と呼ばれている)に出勤。なぜかと
いうと、早く自宅でインターネットができるようにするための手続きをしてしまおうと思ったから。
一人暮らしのサラリーマンは、こうでもしないと平日に私的な作業ができないのだ。
まずはNTT西日本に電話。いきなり、予想外の困難にぶちあたった。
「申し訳ありませんがお客様のご自宅ではADSLはご利用できないんですよ」。
なんでも専用の回線(メタル回線…っていうの?)の空きがないという。
「光ファイバーのほうなら、大丈夫なんですが…」
「うーん、じゃあ、光でお願いします」
「わかりました。それでは、だいたい工事までに一ヶ月くらいかかります」
「えーっ?」
一ヶ月はかかりすぎやろ。なんでそんなに待たなくてはいけないのか…
しかし何度確認しても、答えは同じ。
そのうえ、よくよく聞けば、工事の前の調査というのがあって、その後、工事の許可をマンション
の管理会社かオーナーに出してもらって、その後でやっと工事ということになるらしい。調査
と工事はそれぞれ別の日で、日曜日はやっておらず、2回とも必ず利用者本人が立ち会わな
くてはならないということもわかった。
「あのね、仕事してる一人暮らしのサラリーマンにとって、それがどんだけ難しいことかわかり
ますか」。ちょっとキレ気味にオペレーターに問いかける私。「申し訳ありません」の一点張りの
オペレーター。まあ、そういう体制なんだろうから仕方ないけどさ…しっかりしてくれNTT西日本。
とりあえず事前調査の日程だけ決めて、準備を始めた。
でも、この調子だといつになったら開通するのか怪しいものだ。というわけで、今度は外出中に
ノートパソコンからインターネットに接続できるようにしようと思い立った。この一週間、仕事をし
てみて、移動がすごく多いことがわかった。移動中にパソコンを開くことも多くなるだろうから。
そもそも昔から、友達とかが新幹線やタクシーの中で、ぱっとパソコンを開いて仕事をしている
のがちょっとかっこよくてうらやましかったんだ。よし、これしかない。
しかし、こちらもすぐに問題発生。
私の使っているノートパソコンはMacなのである。
今まで、東京の自宅の机の上におきっぱなしだったから、ちっとも気にならなかったけれども、
Macのibookはモバイル通信にとっても不親切なつくりになっている。
PCカードの差し込み口がないうえに、PHSをつなぐケーブルも商品数が極端に少ない。
そんなにパソコンに詳しいわけではない私は、
「うーっ、これも結局、心斎橋のアップルストアに行って相談してみるしかないのか」とうなる。
たかがインターネットにつなぎたいだけなのに、なんでこんなに苦労しなくてはならないのか。
というわけで、この文章も相変わらずマンガ喫茶からアクセスして書いている。
早く自由にインターネットやりたい…